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幻の東京オリンピック!?

こんにちは!
去年の9月、2020年の夏季オリンピック開催地が東京に決まりましたね!

1964年以来、56年ぶりということになりますね。

実は東京オリンピックはもう一回あったことを知っていますか?

いや、あるはずだった。

今回はスポーツの話題について一つ、話したいと思います。







「幻の東京オリンピック」

1940年、夏季オリンピックの開催地は東京に決まった。

オリンピック史上初の欧米以外の有色人種国家によるオリンピック大会であった。

神武天皇の即位から2600年にあたり、日本がオリンピックへの参加選手を増やしメダルを取れる力をつけてきたこと、
そして日露戦争の勝利により国際的に認められた日本の国力を世界に見せるために、招致活動が行われました。

日本人として初めてIOC委員に任命された加納治五郎や、東京オリンピック開催の可能性があることを力説した永田秀次郎など

たくさんの人の尽力な活動のおかげで東京はローマやヘルシンキとの招致活動に勝ち、開催を決定することができました。



しかし、なぜ行われなかったのか。
それは当時の日本社会に原因があります。

1937年、日清戦争が勃発し、戦火は拡大し、国は戦争に力を入れざるをえなくなってしまいました。
それによる日本の国際情勢の悪化、施設建設が難航など国外だけでなく国内からも開催は望まれなくなっていきました。


こうした状況でのオリンピック開催は不可能だと判断され、東京オリンピックは返上という形で中止になってしまったのです。


’平和’という理念に反したため、東京オリンピックは幻となってしまいました。



この反省を踏まえ、そして敗戦から立ち上がった日本の力を示すために、アジアの真の平和のために、
1964年、24年越しの日本でのオリンピック開催が決まったのです。


そして1964年の東京オリンピックから56年後、再び東京でのオリンピックが決まりました!


ウクライナ情勢や中国や韓国との外交問題など、世界は一色触発の状況です。
日本の状況は違えど、オリンピックの平和を求める理念は1940、1964年と同じです。

日本はこの状況でいかに平和の道を築き、オリンピックを開催するのでしょうか。


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